旅日記４日目 ・朝7:00にホテルのロビーでピックアップを待つと、小さめのバスが来た。様々な国の人をホテルで乗せると大きな案内所に着いた。そこには、様々ななツアーを待っている人で一杯だった。行き先ごとに登録すると、バスの搭乗券を渡された。 その…

旅日記１日目 ・自宅から三菱製ミニキャブで成田のスカイコート成田ホテルに向かった。軽自動車では、90キロ位で行くのが車のためにも良いので無理しない計画で進んだ。福島の小名浜で休憩を取り、成田に入る。近くの焼き肉屋で日本最後の焼き肉を食べる。・…

８ この頃、毎日がちょっと辛くなってきた。もうすぐ、天国へ行くのかな。天国ってどんな所かな。なんか知らないけど、亡くなった後、楽しいことが待っているような気がする。怖いことなんか無いよね。自分に言い聞かせていた。「コロ、今日は飲み会だから、…

７ ボクも年をとったみたい。この頃、どうも調子が悪い。すぐに、ものすごくのどが渇くし、おかしい。何か病気なのかなぁ。 飼い主も、やっと気付いたみたい。「何か変だぞ。病院へ連れて行くかな？どこがいいかな。街の病院で診てもらうか」 ボクは、車に乗…

６ 幸福な生活が、平穏無事に過ぎていく。 今日も、おじいさんと一緒に散歩に出かけた。 すると、おじいさんの友達と出会った。「コロのおかげで、長生きできてるんだから、大切にしなさいよ」とか言ってる。「皆から、そう言われてるよ」そこまでは、良かっ…

６ そんなある日、車で散歩することになった。ボクは、いつも助手席にちゃっかり乗って、前を見つめていたんだ。着いた所は、野球場。大勢の子供たちが集まっている。ボクはその中をゆっくり歩いた。 すると、カメラを持った子供が、ボクの方に寄ってきて、…

４ 僕も。やっとこの家になれ、自分の居場所を見つけることができた。 家族の中で、ボクは三番目。一番は、飼い主のお兄さん。二番目は、その飼い主の父親のおじいさん。毎日午後、ボクを散歩に連れて行ってくれる。そして、三番目がボク。何たってみんなか…

３ ワーイ、ワーイ、初めてのお散歩だぞ。ボクはこっちに行くぞ。あれっ。こっちだってば、どうしてそっちに行くのさ。そっちには行きたくないよ。ちぇ、しょうがないなあ。じゃそっちに行くか。 ウーン、ウーン、どうしてこんなに首が苦しいんだろう。もっ…

２ ボクは、段ボールに入れられたまま、飼い主の家に連れてこられた。 その家には、おじいさんとおばあさんが住んでいた。おじいさんは、なんとめんこい犬だなと言った。ボクってどこに行っても正当な評価を受けるんだと思った。 ところが、ところが、おばあ…

１ ボクは、４人兄弟の末っ子。お母さん、お兄ちゃんに可愛がられて、平穏で楽しい生活を送っていた。 すると、そこの御主人が、「家に、４匹も要らないよなぁ。明日、学校に行って、誰かもらってくれる人がないか、聞いてみる」 ってことは、４匹のうち何匹…

旅日記 21日 朝、目を覚ますと同時に尿意を覚え、車を走らせる。海岸沿いで用を足したついでに、北に向かって移動した。明けていく景色は感動物だ。 滝も感動的だが、少し怖いくらいだ。 旅日記 22･23日目 新潟に戻り、秋田により道する。山形から秋田に入っ…

旅日記 18日目 車を運転し、金沢に入る。並んでまでして入ったパチンコ屋「ホームラン」だが、想像を絶する負け方で、暫く立ち直れない。 道の駅で休む。 旅日記 19日目 佐渡行きのフェリー乗り場を目指して、朝早くから運転する。ようやっと着いたかと思っ…

旅日記 17日目 朝、モーテルから戻って、帝釈峡を見学した。 昨夜の怖い思いがなければじっくり散策したい場所だったが、頭に大勢の人の顔がこびりついて早々に移動した。 滋賀の道の駅で寝る。明るい雰囲気だし、コンビニもあって大勢の人が休んでいた。

旅日記 16日目 原爆ドームを見学するために広島に向かう。だが、駐車場がない。仕方がないので大型バス専用の路上駐車スペースに車を置いて散策した。 その後、資料館に行きたいと思い近くを彷徨っていると駐車場の係りの人が何処から来たのか聞くので「岩手…

旅日記 15日目 朝、別の旅館に朝食を食べに行く。ドライバーとバスガイドの隣のテーブルで食事する。食事が終わって、廊下に出てみると中学生が一杯いる。挨拶をするなど結構真面目そうだ。部屋に戻ると、別のバスが３台到着した。見ると、小学生がわんさか…