日本海 旅日記

旅日記 15日目

 朝、別の旅館に朝食を食べに行く。ドライバーとバスガイドの隣のテーブルで食事する。食事が終わって、廊下に出てみると中学生が一杯いる。挨拶をするなど結構真面目そうだ。部屋に戻ると、別のバスが3台到着した。見ると、小学生がわんさか出てきた。修学旅行のシーズンなんだなぁと思った。

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 いよいよ厳島神社に向かう。途中錦帯橋を見つけたので写真に摂る。結構遠いので、15時位になってしまった。駐車場に車を置いて自転車を使った方が良いのか訪ねると、歩いた方が良いと教えられ歩くことにした。すぐに行こうと思ったが、船でないと宮島には行けないと教えられ、そんなことも知らなかった自分をちょっと恥じた。

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乗船口で待っていざ乗ろうとしたらそのキップはJRの船なのでここではないと言われた。JRの乗船口に行くと修学旅行の高校生がいっぱいいた。スカート丈が短く、さすが高校生と感心した。やっぱり鳥取の高校生が異常に長かったのだ。
 宮島に着いたが、厳島神社にはなかなか行き着けない。お土産物屋の通りをずっと抜けていかなければならないのだ。やっとの事で厳島神社に辿り着いた。

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『聞きしにも過ぎて尊きことにおはしける』の気分だ。
 ロープウェイがあるので、せっかくだから乗ろうとしたが、その乗り場までなかなか行き着かない。息が上がってしまった。ようやく乗り込むと、息が上がった中年のおばさまがいて全く同じような振る舞いをしていた。

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 乗り継いで頂上近くの降り場から景色の良い所へ移動した。本当は頂上に行きたかったけれど、1時間近くかかるので最終便に間に合わなくなる。しょうがないので見回して降りることにした。下りは相席をすることになり、若い3人グループと一緒だ。とても明るくて楽しそうにお喋りしている。見ていてとても微笑ましい。彼女らは降りると一目散にバス停に走っていった。

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 でも、大鳥居の所でまた出会ってしまった。私が、サンダルなので海水の中を進んでいると、女の子達も「私もやる」と言って、跳んだり撥ねたり実に楽しい。
 本土に戻り、ホテルを探したが満室だった。しょうがないので居酒屋の駐車場で寝ることにした。だから、飲まざるを得ない。