中南米旅日記

旅日記10日目
・パレンケの遺跡見学に出かける。朝5:00ホテルのフロントに行くと、チェックアウトだと思ったらしく準備をしていた。すぐにチェックアウトではないと言うと、嬉しそうな顔をしていた。ロビーでタクシーを待っていると普通車のおじさんが現れてトイレに行った。時間になってもタクシーが来ないのでフロントにタクシーを呼んでくれと言うともう来ていますと言ってトイレに行った。トイレに行ったおじさんが運転手だったのだ。ふざけた話だ。
・空港に向かう途中、どこに行くのかと聞かれたので、『パレンケ』だと言うと、よく分からないみたいだった。そこで、メキシコ国内だと言うと、「それじゃ、第2ターミナルだ。」と確信を持って言うので安心して空港まで乗った。第2ターミナルに入ったものの、よく分からないのでエアロメヒコ航空で聞いてみると、「ここではない。ネット購入の場所で聞いてみなさい。」言われた。しかたなくその長蛇の列に並び、順番が回ってきて機械に打ち込んでみても分からないらしい。そこでEチケットを係員がよく見ると「『インテルジェット』と書いてあるじゃないか。それは第1ターミナルだぞ。」と言われた。慌てて連絡通路から列車で第1ターミナルに向かうと国内線に走って向かった。すると、インタージェットのチェックインカウンターに長蛇の列ができている。急いで列に並ぶ。そろそろ自分の番だと思っていると、行き先が違う所に並んでいることに気がついた。ここでは駄目かというと、隣の列に並ばないと駄目と言われ泣く泣く並び替えた。それからはスムーズにいって無事ビジャエルモッサに到着した。
・ビジャエルモッサからバスを探したが、団体客のバスばかりで定期バスは無かった。仕方がないので空港に戻り、パレンケまでタクシーで行くことにした。なんとパレンケまではかなり遠くて7,000円近くかかってしまった。良い景色だったのでカメラを構えて撮ろうと思ったが、疲れていたのだろう、すぐに寝てしまった。すぐにパレンケに行こうと思ったが、結構高いことを言われたのでホテルままでいいと言ってホテルに入った。
・ホテルは、今までで一番立派なホテルだった。値段も良かったから、当たり前と言えば当たり前だが…。ホテルから地元のタクシーを呼んでもらいパレンケに移動した。パレンケに着くとチケット売り場はあそこだと教えてもらいチケットを購入した。購入している時からガイドは要らないかとさかんに誘ってくる。その都度ガイドブックを出して、「これが私のガイドだ。」と言うと納得した顔で離れていった。やっぱり来て良かったと思いながら見た。

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中には、お土産を売っている所が一杯あるのにほとんど買えと言ってこない。かなり暑かったので疲れていたのかも…。こんなに土産物屋があるのに水を売っている所は一つもない。暑い暑い、ノドが渇いたと言いながら回って歩いた。入口に戻るとすぐにジュースを買ってその隣で飲んだ。すると、日本人の団体客が専用バ スで降りてきた。別の所にいた物売りが私の所に来て、日本人への挨拶は何というのかと聞きに来た。この時間だと『こんにちは』と言うんだよ、と教えてあげると、一生懸命『こんにちは』と話しかけていた。「中に水はないから水はあった方が良いよ。」と親切心で教えてあげたのに、ジュースを売っている側で言ったので店の回し者だと思われたか、完全に無視された。若いあんちゃんにタクシーはないのかと聞いたら、あそこにいるはずと言うので 見てみると、1台も無い。俺に任せろと言うと地元の小型バスの運ちゃんと交渉している。そうすると、50ペソで交渉成立。私一人でバスに乗っていくのかなぁと思っていると地元の人が乗ってくるではないか。それも停留所に着くたびに乗ってくきてバスは超満員。これなら地元の人の運賃で行けたのではな いかとちょっと後悔しているとバスは終点に着いた。お客は全員降りて私一人となった。それからは一人だけでホテルに向かった。いつもとちがう場所を走っているバスにどこに行くんだと声をかける人も沢山いた。その度に「ホテルまでちょっと行くんだ。」と話していた。

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・ホテルに着いて、明日の予定をフロントと相談した。朝の7:00にタクシーが迎えに来ることにして別な遺跡を訪ねることにした。ただ気になったのは、いくらだと聞くと40ペソと答えたことだ。40ペソで行けるわけないと思った。まあ明日確かめればいいさと思って寝た。